プロボックスとサクシードって見た感じ同じだけど、どこが違うの?
プロボックスとサクシードは兄弟みたいで似てるんだけど、違いも多いんだよ。
今日は人気の初期モデルのプロボックスとサクシードを比較しながら解説しよう!
プロボパパはこんな人
プロボックスとサクシードは、トヨタの人気商用バン。どちらも実用性に優れた車で、荷物の積載量や燃費、価格など、基本的なスペックはほぼ同じです。
しかし、実は両車にはいくつかの違いがあります。
例えば、全長がプロボックスよりもサクシードの方が10.5cm長く、最大積載量も50kg多いため、荷物をたくさん積む必要がある場合はサクシードの方が適しています。
どちらの車を選ぶかは、自分の用途や好みによって判断する必要があります。
そこで、この記事では、プロボックスとサクシードの違いを徹底比較します。
それぞれの特徴を詳しく解説するので、あなたにぴったりの車がきっと見つかりますよ。
プロボックスとサクシードの基本スペックの違い
プロボックスとサクシードの最も大きな違いは、全長と最大積載量です。プロボックスは全長が4,195mm、最大積載量が400kgであるのに対し、サクシードは全長が4,300mm、最大積載量が450kgとなっています。
プロボックスは、1990年に商用バンとして初代が発売され、現行モデルは3代目。荷室の広さや使い勝手の良さが特徴で、仕事用やファミリーカーとしても人気。
一方、サクシードはプロボックスの姉妹車にあたり、2002年に初代が発売。プロボックスと同様の機能や性能を備えつつ、上質感や快適性を重視した装備を採用しています。
サイズ | プロボックス | サクシード |
---|---|---|
全長 | 4,195㎜ | 4,300㎜ |
全幅 | 1,690㎜ | 1,690㎜ |
全高 | 1,525㎜ | 1,525㎜ |
最大積載量 | 400kg | 450㎏ |
燃費 | 16.8km/L(JC08) | 16.2km/L(JC08) |
プロボックスとサクシードの荷室の比較
プロボックスとサクシードの荷室のサイズは以下のとおり。
スペック | プロボックス | サクシード |
---|---|---|
荷室長 | 181.0cm(2名乗車時) 104.0㎝(後部座席使用時) | 183.0cm(2名乗車時) 105.5㎝(後部座席使用時) |
荷室高 | 93.5cm | 93.5cm |
荷室幅 | 142.0cm | 142.0cm |
最大積載量 | 400kg | 450kg |
A4用紙箱積載個数 (22.0cmx31.0cmx24.5cm) | 89個 | 90個 |
ベニヤ板 (90.0cmx180.0cm) | 平積み可能 | 平積み可能 |
サクシードの方が最長2㎝長く、後部座席使用時でも1.5㎝長くなっています。最大積載量も50㎏多いので、プロボックスよりも荷物を多く運べます。
プロボックスとサクシードの見分け方
プロボックスとサクシードの見分け方は以下のとおり。
プロボックス | サクシード | |
---|---|---|
フロントビュー | ヘッドライトとフロントグリルがつながってる | ヘッドライトとフロントグリルが分かれている |
コーナーバンパー | ヘッドライトと同じ長さで短い | ヘッドライトよりも長くプロボックスより少し長い |
ドアサッシ | ボディと同色 | ブラック塗装 |
テールランプ | 曲線的 | 直線的 |
バックランプ | テールランプ内にあり | ナンバー横にあり |
バックドア | ガーニッシュがある | ガーニッシュがない |
プロボックスとサクシードの見分け方でもっともわかりやすいのいは、ヘッドライトとフロントグリルがつながっているかつながっていないかです。
カスタムしてても簡単に見分けがつきます。
リアビューでイチバン見分けがつきやすいのは、ナンバー横にバックランプがあるかないかです。あればサクシードで間違いありません。
ピラーはカスタムすると塗装する人も多いので、見分けがつきにくくなります。
プロボックスとサクシードの内装の違い
プロボックスとサクシードの内装の違いは以下のとおり。
プロボックス | サクシード | |
---|---|---|
ハンドル | とくに装飾なし | メッキ装飾が施されている |
運転席&助手席 | ヘッドレスト一体型 | ヘッドレストと背もたれが分離 |
後部座席 | 座面ペラペラ | クッション性がある |
荷室 | 背もたれを倒すだけでフラットに | 座面を起こしてから背もたれを倒す |
プロボックスとサクシードの運転席周りの装備はほとんど同じです。
唯一違うところといえば、サクシードにはハンドルにメッキが装飾されていることくらい。
また、運転席と助手席では、プロボックスがヘッドレスト一体型、サクシードは分離型という違いがあります。
内装で大きく違うのが、後部座席。
プロボックスの後部座席は座面がペラペラで、人を乗せるというよりも完全に荷物を載せることを考えた作りになっています。なので、後部座席の背もたれ部分を倒すだけで荷室がフラットになります。
プロボックスの後部座席はクッション性バツグンのシートカバーを付けないかぎりは、お世辞にも乗り心地がイイとは言えなかったわ……。
一方、サクシードはクッション性のある肉厚な座面と背もたれになっていて快適な座り心地なのですが、荷室をフラットにするためには座面を起こしてから背もたれを倒すという手間が増えます。
手間はかかりますが、プロボックスよりもきれいなフルフラットになりますよ。
ボクはプロボックスの荷室がビニールだったのが選んだきっかけになったよ!
海に行ったり、キャンプに行ったりして汚れてもすぐにキレイに落とせるからね!
プロボックスとサクシードユーザーの口コミ
ここでは「プロボックス」「サクシード」愛用者のリアルなクチコミを集めました。良いクチコミからイマイチなクチコミまで幅広く紹介しているので、参考にしてください。
プロボックスの口コミ
質素な働き者
良かった点
前々からプロボックスに興味はあったけれど、前の車(軽の箱車)が故障して、修理中の代車にプロボックスの4WD/AT車がきた。初冬の積雪の少ない時期であまり荷物を載せずに走って燃費が12キロ弱、これなら軽の箱車から4WD/MTに乗り換えてももとが取れると試算し、ネットで検索したらびっくり、いきなり出物に当たり、即購入。荷物を積みながらちょい乗りして、冬道でも14キロ前後は走ったし、エアコンを使わない春なら過積載気味に走ってもリッター16キロ前後は走る(カタログ燃費よりもいいことが多い)。うちのような使い方(過積載すれすれに荷物を積んで住宅地をちょい乗りすることが多い)であれば、おそらくATよりも2~3割は燃費がいいと思われる。また、2メートル前後の長尺モノは斜めにすれば余裕で載るし、MTなので重量物を載せても峠越えで苦労しない(ここはATとの決定的な差)。あと、車長の割に小回りがきく。以前代車で乗った現行モデルのアクティよりも取り回しがラクだった。
気になった点
集中ドアロックができないので、車から離れるときがちょっと面倒。後部座席がもう少し広くてもいいとは思う(ほとんど使わないけど)。冬の凍結路面でABSが利きすぎて、慣れるのに時間がかかった。あと、プロボックスに限らず最近の車全般に言えることだけど、水温計がないのが不安(オーバーしたときの警告灯はあるが)。
総評
贅沢な装備は不要、質素で最低限の性能があれば十分、と感じる私には十分すぎる車。また、夏冬問わず荷物を積んで峠越えをすることがあるので、その意味でも4WD/MTは貴重な存在。どうしてもこの条件ではATやCVTには分が悪い(私がこれまで乗ってきた他車種でも実証済み)。しかし現行モデルではMTが廃止されてしまったとか。荷物を積むことを前提の商用車であればこそ、もう一度MTの復活を切に望みたい。
投稿者:うましかさん(北海道) 評価:★★★★★
羊の皮を被った狼!
良かった点
理想的なバンであり、良いところは気軽に乗れる。 ハンドリングがバンらしくなく、レスポンスがすばらしい。 峠でもスポーツカーと同様に走れる。
気になった点
室内がうるさい。
総評
燃費が良く、時代に会ってる!
投稿者:パンダさん(岐阜県) 評価:★★★★★
無難な感じの商用車。
良かった点
外観、室内とも変なでっぱりが無く、とても運転がしやすい。パワーはそれほどないが、町中を仕事で乗り回す程度ならストレスもない。
気になった点
車の用途からして仕方ないが、黒バンパーというのがいかにも安っぽい。室内の質感にしても同じ。
総評
ファミリーカーとしての位置づけの車ではないと思うので、大きな失望感はない。荷室が広いため、多くの荷物を運ぶ時には便利。
投稿者:lo_baseさん 評価:★★★☆☆
サクシードの口コミ
最高に丁度良い!投稿日2014年1月31日
良かった点
乗り心地はあまりよくないですが、機能性に非常に優れていて使い勝手が非常にいいです!
気になった点
あまり気になるところはないです!
総評
最高に使い勝手がよく、実は結構カスタムしてみるとかっこ良くなります。 最近結構流行っていますよね!
投稿者:きょうちゃんさん(北海道) 評価:★★★★★
最高に丁度良い!投稿日2014年1月31日
良かった点
乗り心地はあまりよくないですが、機能性に非常に優れていて使い勝手が非常にいいです!
気になった点
あまり気になるところはないです!
総評
最高に使い勝手がよく、実は結構カスタムしてみるとかっこ良くなります。 最近結構流行っていますよね!
投稿者:きょうちゃんさん(北海道) 評価:★★★★★
プロボックスとサクシードのカスタマイズ
プロボックス、サクシードともに同じようにカスタムを楽しめます。
プロボックスのカスタムについてはボクのプロボックスカスタムの画像を参考にしてください。
「カスタムされたプロボックスをもっと見たい!」と思った人は、ボクもお世話になっているプロボックスカスタム専門店BRIGHT UPさんの動画をご覧ください。
▼ プロボックスカスタムの動画満載 ▼
サクシードのカスタムについてはOKINAWA CAMPさんの動画がめちゃくちゃ参考になるのでご覧くださいね!
▼ サクシードもカッコいい! ▼
BRIGHT UPさんのYouTubeチャンネルに出会って、プロボックスカスタムを購入することができたんだ!
フロントグリル
プロボックスをカスタムする際の王道中の王道フロントグリル。
「TOYOTA」エンブレムを装着するだけでレトロ感が出て、一気にアウトドア感があふれ出てきます。
リフトアップ
タイヤ&ホイール交換
ルーフラック装着
ボディ塗装
グリルガード
ボクも今度グリルガードを付けたい!
以下の記事で、ボクがプロボックスを購入してカスタムしてもらったお店「BRIGHT UP」さんを紹介しています。
納車までの流れを詳しく解説しているので参考にしてくださいね!
プロボックスとサクシードについてよくある質問
プロボックスに乗っていて、よく聞かれる質問をまとめました。
プロボックスは何年乗れる?
プロボックスの耐用年数は、一般的に10〜15年程度といわれています。これは、車の一般的な耐用年数とほぼ同じです。
プロボックスは、耐久性の高い車としても知られています。エンジンやミッションなどの主要部品は、10万km以上の走行でも問題なく使用できる場合が多いです。そのため、買い替えサイクルを長くして、長く乗っていきたい人にも向いています。
サクシードの生産終了はいつですか?
トヨタは、2020年5月1日に、サクシードの生産を終了することを発表しました。そのため、サクシードの新車は、2020年5月31日までの受注生産となります。
プロボックスの税金いくらですか?
プロボックスの税金は、以下のとおりです。
- 自動車税:1年あたり14,300円
- 自動車重量税:車両重量に応じて変動
- 自賠責保険料:車両重量に応じて変動
自動車税は、車の排気量によって決まります。プロボックスは、1.5Lのガソリンエンジンを搭載しているため、自動車税は1年あたり14,300円です。
プロボックスとサクシードの燃費は?
プロボックスのカタログ燃費は16.8km/L(JC08)、サクシードのカタログ燃費16.2km/L(JC08)。カタログ燃費はあくまでも理論上の値であり、実際の走行状況や運転方法によって大きく異なります。
>>プロボックスとサクシードの燃費を詳しく知りたい人はコチラ
趣味や仕事使いならプロボックス!ファミリー使用ならサクシード
初代プロボックスとサクシードを比較した結果、キャンプや釣りなどの趣味や仕事で使う場合はプロボックス、家族みんなで出かけることが多い場合はサクシードが最適だとわかりました。
両車とも実用性を重視したコンパクトなボディと、豊富な積載量が魅力の車。基本的なスペックや装備は共通していますが、違いを以下にまとめました。
サイズ | プロボックス | サクシード |
---|---|---|
全長 | 4,195㎜ | 4,300㎜ |
全幅 | 1,690㎜ | 1,690㎜ |
全高 | 1,525㎜ | 1,525㎜ |
最大積載量 | 400kg | 450㎏ |
燃費 | 16.8km/L(JC08) | 16.2km/L(JC08) |
プロボックスとサクシードの最も大きな違いは、全長と最大積載量です。プロボックスは全長が4,195mm、最大積載量が400kgであるのに対し、サクシードは全長が4,300mm、最大積載量が450kgとなっています。
荷物を多く積む必要がある場合は、サクシードの方が適しています。
プロボックス | サクシード | |
---|---|---|
荷室長 | 181.0cm(2名乗車時) 104.0㎝(後部座席使用時) | 183.0cm(2名乗車時) 105.5㎝(後部座席使用時) |
荷室高 | 93.5cm | 93.5cm |
荷室幅 | 142.0cm | 142.0cm |
最大積載量 | 400kg | 450kg |
A4用紙箱積載個数 (22.0cmx31.0cmx24.5cm) | 89個 | 90個 |
ベニヤ板 (90.0cmx180.0cm) | 平積み可能 | 平積み可能 |
内装の違いはい以下の点。
プロボックス | サクシード | |
---|---|---|
ハンドル | とくに装飾なし | メッキ装飾が施されている |
運転席&助手席 | ヘッドレスト一体型 | ヘッドレストと背もたれが分離 |
後部座席 | 座面ペラペラ | クッション性がある |
荷室 | 背もたれを倒すだけでフラットに | 座面を起こしてから背もたれを倒す |
大きな違いは荷室をフラットにする場合。プロボックスは後部座席の座面を倒すだけでOKなのに対し、サクシードは一度、後部座席の座面を起こしてから背もたれを倒さなければいけません。
とはいえサクシードの後部座席のクッション性は高いので、後部座席の乗り心地で選ぶならサクシードですね。
この記事が参考になって、あなたにピッタリの「プロボックス」か「サクシード」を選んでいただければ幸いです。
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