
車中泊に持っていけるポータブル冷蔵庫がほしいな~。

ポータブル冷蔵庫があると車中泊やキャンプがより楽しくなるよね!
それじゃ今日はポータブル冷蔵庫の選び方と、おすすめのポータブル冷蔵庫を解説するね!
プロボパパはこんな人

車中泊の冷蔵庫は、コンプレッサー式の20〜30Lで、専用バッテリーを本体に入れられるモデルが正解です。「エンジンを切っても冷える」「ポータブル電源を別で持たなくていい」の2つが同時に片づきます。
知っておくべきポイントは「ポータブル電源で何時間動くのか」。
以下の表は29Lのポータブル冷蔵庫(約300〜500Wh消費)がどのくらいの電力でどのくらいの時間使えるかの目安です。
| ポータブル電源の容量 | 稼働時間目安 |
|---|---|
| Jackery 600 New(640Wh) | 約1泊 |
| Jackery 1000 New(1,070Wh) | 約2泊 |
| Jackery 2000 New(2,042Wh) | 約3〜5泊 |

メーカー公表値と一般的な使用条件をもとに整理しました。計算式は後半で解説するね。
車中泊に冷蔵庫を積むと「氷を買う手間」がなくなる

クーラーボックスでも一晩は乗り切れます。ただ、冷蔵庫を積むと変わることが3つあります。
- 氷を買わなくていい — 連泊でも道中で買い足す手間と出費がゼロに
- 冷凍食品を積める — アイスや刺身、現地で買った生鮮も持ち帰れる
- 朝まで冷たい — 夏場の車中泊だと、これが一番ありがたいです
ただし冷蔵庫は電気で動きます。「どの電源で何日もつか」を先に把握しないと、現地で電源が尽きます。
ポータブル冷蔵庫の選び方5つのポイント

冷却方式は「コンプレッサー式」一択
| 方式 | 冷え方 | 車中泊での評価 |
|---|---|---|
| コンプレッサー式 | 外気温に関係なく冷える。冷凍も可 | ◎ |
| ペルチェ式 | 外気温マイナス20℃程度まで | △ 夏場は力不足 |
| 吸収式 | 静かだが冷却力は弱め | △ 選択肢が少ない |
ペルチェ式は「外気温より20℃低くする」仕組みです。車内が45℃になる真夏だと庫内は25℃止まりで、冷蔵庫として機能しません。
コンプレッサー式は家庭用と同じ仕組みで、設定温度まで確実に下げます。マイナス20℃前後まで対応するモデルなら冷凍も可能です。
容量はファミリーなら29Lがちょうどいい
| 容量 | 人数 | 用途 |
|---|---|---|
| 9〜15L | 1人 | 飲み物中心のソロ |
| 20L前後 | 1〜2人 | ソロ・夫婦 |
| 29L前後 | 2〜4人 | ファミリー |
| 40L以上 | 4人以上 | 連泊・大人数 |
ファミリーなら29Lクラスがちょうどいいサイズです。40L以上は重量15kg超で、積み下ろしがかなり大変になります。29Lなら11kg台なので、大人1人で運べます。
29Lの収納力は、350ml缶が約37本、500mlペットが約20本、2Lペットが約6本。4人家族の1泊でちょうど埋まる量です。
給電方法は「3通り使えるモデル」を選ぶ
| 給電方法 | 使う場面 |
|---|---|
| DC(シガーソケット) | 走行中。エンジン停止で止まるモデルが多い |
| AC(家庭用コンセント) | 出発前日の事前冷却 |
| 専用バッテリー内蔵 | 車中泊の夜間。ここがいちばん大事 |
バッテリー内蔵型なら、ポータブル電源を冷蔵庫に占有されません。冷蔵庫は自前のバッテリーで動かし、ポータブル電源はスマホ充電や扇風機に回せます。
理想は3通りすべてに対応したモデルです。
消費電力は「定格W」でなく「1日あたりWh」で見る
カタログの「定格消費電力45W」を見て「1時間45Wh」と考えると、計算が大きくズレます。
コンプレッサーは庫内が設定温度に達すると止まるからです。冷えたら止まり、温度が上がったらまた動く。この「実際に動いている時間の割合」を稼働率と呼び、一般的な条件では30〜50%です。
具体的な計算は次章で扱います。
重量は11〜12kg、幅60cmが29Lクラスの標準
29Lクラスの外寸は約60 × 32 × 41cm。この「幅60cm」で荷室の積載効率が決まります。
チェックすべきは3点です。
- 重量 — 29Lクラスは11〜12kgが標準
- 高さ — 荷室の段差や棚下に入るか
- 固定手段 — 走行中にずれないか
29Lクラスの死は再冷蔵庫は1日あたり約300〜500Wh使う

ここがこの記事の本題です。「冷蔵庫は買ったけど、電源が足りなかった」という失敗を防ぐためにも知ってて損はありません。
2通りで計算しても、答えはほぼ同じになる
信頼できる数字を出すため、2通りで計算して答えが一致するか確認します。
定格消費電力から計算する
29Lクラスのコンプレッサー式冷蔵庫の定格消費電力は、省エネモードでおおむね45W前後です。
45W × 稼働率30% = 13.5Wh/時 → 24時間で 約324Wh
45W × 稼働率50% = 22.5Wh/時 → 24時間で 約540Wh
→ 1日あたり 約320〜540Wh
メーカー公表値から逆算
277Whの専用バッテリーで「最大約14時間」という公表値から逆算します。
277Wh ÷ 14時間 = 約19.8Wh/時 → 24時間で 約475Wh
→ 約475Wh/日
| 計算方法 | 1日あたりの消費電力 |
|---|---|
| ①定格からの理論値 | 約320〜540Wh |
| ②公表値からの逆算 | 約475Wh |
2つの計算がほぼ同じ範囲に収まりました。この記事では、1日あたり約300〜500Whを目安として採用します。
ただし、この数字はあくまで目安です。以下の条件で大きく変わります。
- 外気温:真夏の車内は消費電力が跳ね上がる
- 設定温度:冷蔵(5℃)と冷凍(-20℃)では倍近く違う
- 開閉頻度:開けるたびに冷気が逃げ、再冷却で電力を使う
- 事前冷却の有無:自宅で冷やしてから積むと初日の消費が減る
ポータブル電源の「実際に使える容量」は公称容量の85%程度

公称容量はそのまま使い切れません。内部で電圧を変換する際にロスが出るためで、1000Whでも実際は850Wh程度です。
この記事では安全側に見て公称容量の85%を実効容量とします。
【早見表】1泊なら600 New、2泊以上なら1000 Newクラス
以下の表は、Jackeryのポータブル電源を基準に計算した早見表です。
冷蔵庫の消費を1日400Wh前後として計算しています。
| モデル | バッテリー容量 | 実効容量 | 稼働日数 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|---|
| 500 New | 512Wh | 約435Wh | 約1日 | 日帰り〜1泊のお試し |
| 600 New | 640Wh | 約544Wh | 約1〜1.5日 | 1泊 |
| 1000 New V3 | 1,024Wh | 約870Wh | 約2日 | 1〜2泊。最新モデル |
| 1000 New | 1,070Wh | 約910Wh | 約2日 | 1〜2泊。バランス型 |
| 1500 New | 1,536Wh | 約1,306Wh | 約2.5〜3日 | 2泊+他の家電 |
| 2000 New | 2,042Wh | 約1,736Wh | 約3.5〜5日 | 家族での連泊 |
| 3000 New | 3,072Wh | 約2,611Wh | 約5〜8日 | 長期の車中泊旅 |
「1000 New」と「1000 New V3」は別製品です
| 項目 | 1000 New | 1000 New V3 |
|---|---|---|
| 容量 | 1,070Wh | 1,024Wh |
| 定格出力 | 1,500W | 1,500W |
| 特徴 | 従来モデル | 約19%小型化した最新版 |
容量差46Whは冷蔵庫で約2〜3時間分。実用上はほぼ同じなので、荷室を圧迫しないサイズを取るか、容量を取るかで選んでください。
早見表は「7割」で見積もると安全
冷蔵庫だけで使い切る想定ではない
車中泊では、冷蔵庫以外にも電気を使います。スマホ充電、LEDランタン、夏なら扇風機、冬なら電気毛布。これらを合わせると、1日あたり100〜200Whは追加で必要です。
つまり実際の稼働日数は、表の7割程度で見積もっておくと安全です。
1泊なら600 New、2泊以上なら1000 New以上
家族での1泊車中泊なら、640Whの600 Newで足ります。ただし他の家電も使うなら余裕はありません。
2泊以上を考えているなら、1000 New(1,070Wh)が現実的な最低ラインです。
出力(W)にも注意する
容量(Wh)だけでなく、出力(W)も確認してください。
コンプレッサー式冷蔵庫は、起動する瞬間に定格より大きな電流が流れます。これを突入電流と呼びます。定格45Wの冷蔵庫でも、起動時は一瞬150W前後まで跳ね上がることがあります。
Jackery Newシリーズの定格出力は以下の通りです。
| モデル | 定格出力 |
|---|---|
| 500 New / 600 New | 500W |
| 1000 New / 1000 New V3 | 1,500W |
| 1500 New | 2,000W |
| 2000 New | 2,200W |
| 3000 New | 3,000W |

29Lクラスなら500Wのモデルでも問題なく動くよ。
3泊以上なら、大容量より走行充電のほうが効率的
3泊以上の車中泊をするなら、大容量のポータブル電源を買うより、走行中に充電する仕組みを作るほうが効率的です。
方法は2つあります。
- 走行充電器 移動中に車のオルタネーターから充電します。600Wクラスの走行充電器なら、1時間の運転でおよそ500Wh前後を回収できます。つまり、1日1時間走れば冷蔵庫の消費分をほぼ取り戻せる計算です。
- ソーラーパネル 駐車中に太陽光で充電します。100Wパネルなら晴天時に1日300〜400Wh程度が目安です。ただし天候に左右されるため、走行充電と併用するのが現実的です。
詳しくは「車中泊の走行充電|シガーソケットと走行充電器の違い」で解説しています。
おすすめはBougeRV CR Pro 29L|バッテリーを本体に入れられる

大容量の車載用ポータブル冷蔵庫は、家族旅行や車中泊、長距離ドライブに最適です。
BougeRV CR Pro 29Lは、高い冷却性能と静音性に優れているので、車内でも快適に使用できます。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 29L |
| 本体重量 | 11.65kg |
| 外部寸法 | 59 × 32 × 41cm |
| 内部寸法 | 35 × 25 × 33cm |
| 温度設定 | -22℃ 〜 +10℃ |
| 定格消費電力 | ECO 45W / MAX 60W |
| 騒音 | 45dB以下 |
| 冷媒 | R-134a |
| 対応電源 | DC12V/24V、AC100〜240V |
| 保証 | 2年 |
31,980円 ⇒ 19,930円
BougeRV CR Pro 29Lが選ばれる3つの理由
専用バッテリーを本体に内蔵できる
277Whバッテリーを差し込めば、コードレスで最大約14時間動きます。ポータブル電源を冷蔵庫に占有されず、荷物も1つ減ります。車内スペースが限られる車中泊では、この「1台で完結する」というのがありがたいところです。
冷凍まで対応
-22℃まで下がるので冷凍食品もアイスも積めます。急速冷却なら約15分で0℃、約40分で-22℃に到達。冷凍したいものをこの冷蔵庫に、飲み物をクーラーボックスに分けると効率的です。
静かで、傾いても止まらない
動作音45dB以下は図書館程度の静けさで、就寝中に気になるレベルではありません。車体が30°傾いても停止しない設計なので、傾斜のある駐車場やフラット化が不完全な車内でも使えます。
BougeRV CR Pro 29Lの弱点は固定ベルト非付属と、電源オフ時の保温力
BougeRV CR Pro 29Lを購入して後悔しないために知っておきたい点は以下の4つ。
- 固定ベルトは付属なし
- 走行中の固定は別途用意が必要
- 冷媒はR-134a
- 最新のR-600a採用モデルより一世代前の仕様
- 電源オフ時の保温力は低い
- クーラーボックスのような断熱構造ではありません
- 専用バッテリーは別売り
- セット販売モデルの選択も検討を
ポータブル車載冷蔵庫の使用上の5つの注意点

届いたら12時間放置してから使う
輸送中に冷媒が偏っている可能性があるため、届いたらすぐ電源を入れず、12時間ほど水平な場所に置いてから使い始めてください。
放熱口をふさがない
コンプレッサー式は熱を外に逃がして冷やす仕組みです。
荷物で放熱口をふさぐと、冷えが悪くなるだけでなく故障の原因になります。周囲に10cm程度の隙間を確保してください。
電圧保護設定を使い分ける
多くのコンプレッサー式冷蔵庫には、車のバッテリーを守るための電圧保護機能がついています。
| 設定 | 最低起動電圧 | 使う場面 |
|---|---|---|
| L | 10.9V | ポータブル電源・専用バッテリー使用時 |
| M | 11.4V | バランス重視 |
| H | 12.5V | シガーソケット直結時(バッテリー上がり防止) |
シガーソケットから直接使うならH設定にして、車のバッテリー上がりを防ぐのが安全です。
ポータブル電源や専用バッテリーで使うなら、L設定にして冷蔵庫の稼働を優先させます。
自宅で事前に冷やす
出発前日から自宅のコンセントで冷やしておくと、初日の消費電力を大きく減らせます。
庫内が冷え切った状態から始めるのと、常温から冷やし始めるのでは、初日の消費が2倍近く変わることもあります。
食材も冷やしてから入れる
常温の食材をそのまま入れると、冷やすために余計な電力を使います。
冷蔵庫の中身も、可能な限り冷えた状態で積み込んでください。
ポータブル冷蔵庫についてよくある質問

シガーソケットだけで使えますか?
走行中は使えます。
ただしエンジンを切ると多くの車で給電が止まり、給電が続く車種でもバッテリー上がりのリスクがあります。夜間はポータブル電源か専用バッテリーに切り替えてください。
ポータブル電源は何Wh必要ですか?
1泊なら640Wh前後、2泊なら1,070Wh前後が目安です。
冷蔵庫以外も使うことを考えると、1泊でも1,000Whクラスなら余裕があります。
一晩で使い切ってしまいませんか?
29Lクラスなら一晩(8〜10時間)で約150〜200Whです。
640Whなら半分以上残ります。
クーラーボックスと冷蔵庫、どちらを買うべき?
1泊で飲み物中心ならクーラーボックスで足ります。
連泊する、冷凍食品を積みたい、氷を買う手間を省きたいのいずれかに当てはまるなら冷蔵庫です。
クーラーボックスとの併用はアリですか?
推奨です。
冷凍を冷蔵庫、飲み物をクーラーボックスに分けると開閉回数が減り、消費電力を抑えられます。
走行中の振動で壊れませんか?
車載用として設計されたモデルなら耐震設計です。
ただし固定はしてください。固定ベルト非付属の製品も多いので別途用意を。
動作音はうるさくないですか?
45dB以下なら気になるレベルではありません。
ただしコンプレッサー起動時は音が変わるので、音に敏感なら寝る位置から離して設置を。
冬でも必要ですか?
外気温5℃以下なら出番は減ります。
ただし冷凍食品を積むなら冬でも必要ですし、日中の移動では役立ちます。
ソーラーパネルだけで動かせますか?
天候次第です。
100Wパネルで晴天なら1日300〜400Whなので理論上は足ります。ただし曇天では大きく落ちるため、ポータブル電源との併用が現実的です。
古い車載冷蔵庫の処分方法は?
家電リサイクル法では車載用ポータブル冷蔵庫が対象品目に含まれています。
自治体の粗大ごみとして出せないケースがあるため、販売店に引き取りを依頼するか指定引取場所へ持ち込んでください(家電リサイクル券が必要)。フロンガス不使用のペルチェ式は対象外の可能性もあるので、迷う場合は販売店か自治体に確認を。
冷蔵と冷凍、どちらが電力的に有利?
冷蔵(5℃前後)が圧倒的に有利です。
冷凍(-20℃)にすると消費電力は約1.5〜2倍になります。
買ってすぐ使えますか?
12時間ほど水平に置いてから電源を入れてください。
すぐ使うと冷却効率が落ちたり故障の原因になります。
まとめ:車載冷蔵庫と電源はセットで考える

車中泊用の冷蔵庫選びで押さえるべきポイントを整理します。
ポータブル冷蔵庫の選び方
- 冷却方式はコンプレッサー式
- ファミリーなら29Lクラス
- 専用バッテリー内蔵型が車中泊ではとにかく使いやすい
- 消費電力は「定格W」でなく「1日あたりWh」で判断
冷蔵庫単体で考えると、たいてい失敗します。冷蔵庫と電源はセットで考える。ここさえ押さえておけば大丈夫です。
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ポータブル電源のセール情報は、こちらで随時更新しています。